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Terry
Callier
@ BLUE NOTE TOKYO 3/8
< SET LIST >
1st.
1:Ordinary Joe
2:C'est La Vie
3:Love Theme from Spartacus
4:What About Me
5:Fix The Blame
6:When My Lady Danced
7:Midnight Mile
8:What Color Is Love
9:4 Mile
10:Nobody But Yourself
11:Blues For Billie Holiday
12:All Blues
2nd.
1:Keep Your Heart Right
2:Jazz My Rhythm & Blues
3:People Get Ready
4:When the Music Is Gone
5:Butterfly
6:Midnite Mile
7:Lookin' Out
8:4 Miles
9:Love Theme from Spartacus
10:What About Me
11:Blues For Billie Holiday
12:Nobody But Yourself
13:And I Love Her
14:All Blues
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3/8(木)ブルーノート東京でジャズ、ブルース、フォークを内包したニューソウルの魂の唄人、テリー・キャリアのライブを観てきました。
この日は、夕方にキミノリ・モリシタのオフィスにちょっとお邪魔して、来年の春夏のラインアップについて軽く情報交換をした後、タクシーで青山のブルーノートへ。
いつものように綺麗な女性ギャルソンに案内され、後方のスツール席へ付く。
「ご来場ありがとうございます。本日は2ステージ御覧になるのですね」
「はい。大ファンなんですよ。前回(約2年前)の来日したとき観れなかったし」
「私も大好きで楽しみにしてたんですよ。今日だけのスペシャルライブですしね」
「いいですよね〜、チョーさんの声。渋くて」
「?」
「あっ、いかりや長介に似てるじゃないですか。我が家ではチョーさんって呼んでるんです」
「アハハ!!」(爆笑)
僕の中でも定番、「レッド・アイ」を頼もうと思ったら、メニューに今日だけのスペシャルカクテル「Ordinary
Joe」というのがあるではないか。テリーの名曲にちなんだカクテル。せっかくだからオーダー。
ウォッカをベースにプラムのリキュールとオレンジピール。しかしこれが歯がシューシュー音をたてて溶けそうなくらい甘い。一気に飲み干して(←飲んだんかい!)すぐにレッドアイにスイッチ。山盛りのスイングポテトをつまみに、まったり心地よくなっていると、照明が落ちライブスタート。
ゆったりとした足取りでステージに上がってきたチョーさんは、すぐにアコギを抱えて、ボロン。
「んっ、なんかおかしい」
他のメンバーはすでに準備万端で今にもイントロが始まりそうな感じだけど、チョーさんはアコギの音が鳴らなくて困っている。よく見るとギターのプラグが抜けているではないか。「志村!後ろ後ろ!」と歓声をあげる小学生のように、思わず「チョーさん、プラグ!プラグ!」と叫びそうになったとき、メンバーがそっとプラグを差し出した。チョーさんは照れくさそうに「Ha
Ha...Sometime」。これで一気に会場は和やかなムードになった。
オクターブ奏法のまろやかなギターのソロをバックに、チョーさんのスキャット。名曲「Ordinary
Joe」だ。いつ聴いても、何度聴いても、この曲は素晴らしい。たぶん一生聴き続けるだろうな。原曲はNYのアップタウンを連想させる洒落た曲の「C'est
La Vie」では、怒濤のコンガ・パーカッションのソロが展開され(肘でも音を鳴らしてた!)、すごく熱いアレンジに。イントロがアフリカの大地を踏みしめるようなリズムと土着のフレージング、全体的に壮大なアレンジに変更された「Fix
The Blame」では、チョーさんのスタッカートなシャウトが炸裂。これも名曲「What Color
Is Love」では、思わず涙ぐみそうになるしっとり、しかし熱く唄いあげる至極の1曲。原曲は美しいストリングスがフィーチャーされていますが、エレピをメインにシンプルなアレンジは逆に沁みます。男泣き。クラブジャズ的な「4
Mile」や、ジャズロックな「Midnight Mile」では、キレの良さが抜群で自然に身体が動く。この2曲はかなり盛り上がりましたね。感動的なバラード「Blues
For Billie Holiday」では誰もが聴き惚れ、個人的にノーマークだった「Nobody But
Yourself」はめちゃくちゃカッコいいソウルロックにアレンジされて、チョーさんのスキャット&オルガンの掛け合いがに痺れました。
近年のアルバムにも通じるところですが、今回のライブも全体的にジャズのアレンジで、ファーストもセカンドも、どちらのステージもファンが聴きたそうな名曲揃いで大満足でしたが、あえて言うと、ファーストではじっくり聴いてテリーの世界にどっぷり浸る感じでしたが、セカンドではとにかく盛り上がって楽しんだという印象でした。セカンドは必然的にお客さんが多くなるので当然かもしれませんけど。
ホテルに戻っても、ブルージーな余韻と東京が一望できる夜景に浸り、素晴らしいステージを思い出していました。素敵な夜をありがとう!チョーさん。また、日本に来てね。
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