moongate

Daily-Column
日記みたいなものです



 *思いつくまま、気の向くまま、ゆるく更新していきます。
 
 
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12/30(木)2004
昨日で今年最後の営業を終え、今日は大掃除と年明けの準備、このサイトの整理をのんびりしていました。
店頭へご来店の皆さま、このサイトにアクセスして下さった皆さまのメールを読み返しながら、今年も多くの皆さまに支えられてきた事を強く実感し深く感謝しています。
今年も本当にありがとうございました。
皆さん、今年どんな年でしたか?そして来年はどんな年にしようと考えていますか?
最近では元旦から、初売りセールなどと何かおかしくなってきていますが、僕はせめて元旦くらいは、静かにじっくり自分と向き合ってみたいと思っています。
皆さま、よいお年を。
 
12/24(金)2004

僕たちにとってこの時期は、クリスマスというより久々に帰省されるお客さまに再会できる楽しみにワクワクしています。(ひねくれててスミマセン)
今日も、スウェーデンに物理学を留学中のお客さまが帰国され、久々に顔を見せてくれました。実家は宮崎なのにわざわざ北九州で降りて寄ってくれるなんて感動です、本当にありがとう。
今年の締めくくりに、どれだけの懐かしい顔に出会えるでしょうか?

皆様、良いクリスマスを。

(画像:お客さまからのプレゼント、手作りのクリスマスリース)

 
12/18(土)2004
今さらながら思います。商売って、文字通り単に「モノを売ってその代価を得る」ことには間違いないのだけれど、人は多くの場合<モノ+α>このアルファの部分に感動してお金を払っているのだと気付きます。

数年前から愛用している、とあるゲルインクのボールペンがあります。ボールペンといえば、仕事で使う事務用品なので100円ショップのものでいいのだろうけれど、このゲルインクのボールペンは500円と値段がちょっと高め。でも、とても書きやすくて、こころなしか何だか仕事の能率もはかどっている感じがするので、手放せません。同じ文具店でずっと買い続けています。以前こんなことがありました。ある日、いつもの文具店へ買いに行くと、そのボールペンがいつもの売り場からこつ然と消えているではないですか!探しても見つからない。思わず店員のおばちゃんに聞くと、やっぱり普通の(ブランドものではない)ボールペンにしては高くてあまり売れないから止めてしまった、との事。僕はへこんで、仕方なく違うボールペンを買いました。1ヶ月程経ってその文具店に行くと、お!あるじゃないですか、あのお気に入りのゲルインクが。おばちゃんによると、あの時僕があまりに残念そうだったので、あんまり売れないけど(苦笑)再び置く事にしたそうです。僕は感動して思わず数本まとめて購入しました。あれから、2年。今ではバリエーションも増え、在庫も増えています。ジワジワとその良さが伝わったのでしょうか、今ではお店の売れ筋商品になったようです。僕はもちろん、これからもその文具店で買い続けるでしょう。例え、他のディスカウントショップで激安でそのボールペンを見つけたとしても。

ほぼ毎日行くカフェ。その日、店長は不在でスタッフ男の子独りで切り盛りしていました。いつものコンパナを飲みながら、趣味のいいDJのミックストラックに耳を傾けながら、ぼんやりと時間を過ごしました。次の日、いつもの時間にそのカフェに行くと、昨日のスタッフの男の子から「すみませんでした」と謝られました。何のことだか解らずポカンとしていると、昨日、僕が帰ったすぐ後に店長が戻ってきて、同じCDがずっとリピートしていることを指摘され、また(いつも音楽とコーヒーを楽しんでいる)僕が居たときだったと店長が知り、さらに怒られたそうなのです。何だか気の毒になってしまいました(笑)。同時に、そこまで気を使ったもてなしに驚嘆と感謝。

文具店のおばちゃんにしろ、カフェの店長にしろ、<モノ+心>を提供しているのです。
頭が下がる思いです。

カリスマとは名ばかりで、弱いものには強く、権力やお金に弱い、見てくれだけのお人形さんが多い世の中。
不器用だけど、誠実と思いやりという真の強さを持った、それぞれがオンリーワンな開拓者達。

最後に笑顔でゴールするのはどっちでしょうか?
 
11/30(火)2004
展示会シーズン最終はキミノリ・モリシタで締めくくりでした。
やはりこのブランドの強烈な存在感は健在。決してデザインに溺れた様な派手なものではなく、職人の努力の結晶のような独自の素材を贅沢に使った奥深いコレクションは1人のファンとして魅了されました。高級テーラーで見られるAMF製法、星ステッチを全パーツに使った贅沢なジャケットやMー65、1点1点絵を描くようにスプレー染めで陰影をつけたジャケット、コットンカシミアのカットソー、無数のビーズを縫い込んだシャツ、そして毎回非常に人気のミリタリーパンツはこれまでリリースされてきたものがまるで序章だったかのように、レベルアップしていました。
展示会場ではシャンパンやワインが振舞われ、良い気分になりながらコレクションを鑑賞していると、約2年ぶりに某ショップのバイヤーに遭遇。 僕同様、今回のキミノリ・モリシタの新作に驚きと満足の様子で、お互いつい饒舌になって話し込んでしまいました。彼の助力で、来年面白い事が出来そうです。やはり楽しい時は早く過ぎるもので、気が付いたら3時間以上も経過。
あっ、飛行機に乗り遅れそう…。

(画像:2005春夏の新作。タイプライタークロスのブルゾンを前身頃シープレザーで切り替えた雰囲気抜群の逸品)
 
10/27(水)2004
展示会シーズン真っただ中です。
昨日、福岡空港で搭乗待ちの時間、ボーっと目の前を行き交う人達を人間ウォッチングしていました。
あご髭の痩せこけた顔にアフロヘアー、ゴールドとブラックのコンビになったスカジャンに古着のジーンズの片方だけロールアップした男が、レザーのボストンバッグを持って前を横切っていきました。その男は少し異様な雰囲気を発していて、クリアな音質に混ざった聞こえるか聞こえないかくらいの異音のように、なぜか脳裏に引っ掛るものがありました。
そのノイズを処理できないまま数分後、逆方向からさっきの男が戻ってきて前を横切りました。
ん?!・・・。
さっき持っていたバッグと違う!レザーのボストンを持っていたのに、今は大きさは同じくらいなのだけどアディダスのビニールバッグ。
『ムッ、この人はなんかヤバイものを持ち込んでいるのではないか』などと空想しながら、頭の中では火サスのテーマが鳴り響くのです。

文頭から脱線しまくりでスミマセン。
さて、来シーズンの当ショップのメンズは僕自身、非常に興味深く入荷が待ち遠しい(毎回言ってますね…謝)80年代のロックテイスト。
いや、そう言い切ってしまうとイメージが限定されてしまう方もいらっしゃるかもしれないので付け加えると、深夜までMTVが高視聴率で放映されていた時代、ミュージッククリップに登場するロックスターや、ポップスターを彷佛とさせる様なアイテムたち。
デビット・ボウイが着ていた様なショートジャケット、ブライアン・フェリーやデビット・シルビアンを連想させるシルバーのジャケット、ミックが穿いてそうなピンクやパープルのカラーデニム+白のハイカットレザースニーカー、カートコバーンやレニクラで印象的なデカフレームサングラス等など。
実は一昨日、夢の中にジョンが出てきて、あの丸メガネにカーキのMー65、ベルボトムで何か喋ってました(笑)。
そして、次の日のアタッチメントの展示会でカーキのMー65を発見してビックリ。
ウーン。これは発注するしかないでしょう! それとも、何か別のサイン?!

来シーズンは(これまでもそうでしたが)、更に男気溢れるラインアップになりそうです。
よくあるインポート系で、女の子受けの良いキレイな好青年を演出する様なモノは一切ございません(爆)。
あしからず。
当ショップのインターネット&店頭のお客様は、是非ご期待下さいませ。
 
10/6(水)2004
昨日、北九州市立美術館で開催されている「高松次郎・思考の宇宙」回顧展に行きました。
僕は現代美術の中ではヨゼフ・ボイス、マーク・ロスコなど
好きなのですが、恥ずかしながらこの現代アートのカリスマを知りませんでした。一番最初に展示されている「影の部屋」では、白の壁、白のソファー、白の本棚、絨毯に描かれた複数の人物の影、オブジェの影がこの部屋に訪れた人の影と交錯し、現実と虚構が曖昧になり不思議な感覚に陥ります。この作品1発で、これでもうやられました。完全KOです。
1960年代から80年代まで活動した高松次郎は、作品をシリーズとして発表しています。実体は描かず影のみを表現した「影」、立体を立体で表現した「遠近法」、既存の物体をより小さな単位で表現した「単体」などなどです。平面的な表現から、色んな角度から見ないとその面白さが判らないものまで、鑑賞者に動きを要求する作品群は、僕にとても強い衝撃を与えてくれました。この辺りの現代アートが好きには是非おすすめです。また、洋服好きの方にもおすすめです。コムデ・○ャルソンやマル○ン・マルジェラ、彼等が影響されたであろうコンセプチュアル・アートの源流を見る事が出来ます。

(画像:「赤ん坊の影」赤ん坊の影を拡大して丹念に描いたもの。近付いたり離れたりして何度も眺めました。)
 
9/20(月)2004
最近、お客様からのお問い合わせ等がとても増えております。ありがとうございます。
ご注文頂くのはもちろん嬉しいのですが、それ以上に皆様とても丁寧な礼節ある文面でこちらが恐縮してしまうほどです。
皆様お気付きようにサイトのなかにはショッピングカートをご用意しておりません。これは、当ショップのコンセプトでもあるのですが、お客様と十分お話して納得してお買い上げ頂きたいと思っているからです。メールのやり取りで「まるで実際にお客様が当店にご来店していただいて僕達が接客している」これにできるだけ近付けたいと思っているのです。皆様にはお手数お掛けしていると思いますが、どうかご理解下さいませ。
また、商品の説明文には非常に私的な表現が多く含まれております。不快に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
誰にでも受け入れられる当たり障りのないカタログ的な表現を書くことは簡単です。しかしそれでは全くリアルではありませんし、そこに表情が見えてこないと思います。例えば、無表情に紙面を読む球団オーナーと、苦渋の顔で一語一句と自分の言葉を絞り出している古田選手会代表の様に。
多少刺があったとしても自分が1ユーザーとしたらどう感じるか、というほうがより伝わるのではないかと思うのです。
最初から、見てくれる全ての人に気に入ってもらいたいなんてサラサラ考えておりません。僕達は「皆に受け入れられることより、気に入ってくれる方を大切することが大事」というポジションとっています。生意気でそして偉そうでスミマセン。ですがこれが本音です。
先日、あるお客様からのメールで「これからも私的なコメントをお願いします」「薬にも毒にもならないお店は面白くない」という僕達にとっては非常に光栄な励ましの言葉を頂きました。大変嬉しかったです。はい、これからも毒、いや劇薬、いや麻薬になれればと思います!(笑)
それしても、こうも関東のお客様からのメールが多いのは何故だ?
やっぱり大都会の感性&パワーはすごい。
 
8/23(月)2004
当ショップのショッパー(お客さまがお買い上げの時に商品を入れる袋)は実は四国、香川県にある工場へ発注して制作しています。
年に何回か発注するのですが、制作された真新しいショッパーとともに、工場の方のご好意でいつも讃岐うどんが一緒に贈られてくるのです。
これがやはり本場のものだけあって、コシが違うというか、とても美味い。だしで食べるのも勿論いいのですが、ここはやはり本場の食べ方を真似してみます。
この時だけはちょっと奮発して、普段買わないような高価な醤油と黄身がつまめるような卵を購入。
熱々に湯がいたうどんに新鮮な生卵をかけて約30秒待ちます。そして醤油とネギをサッとかけて適度にまぜ、後は一気に食べます。最高。
非常にシンプルな食べ方ですが、素材が良くないとできない食べ方、なんともいえない贅沢です。
ついでに、僕の好きな作家の剣豪小説に「四問屋の天ぷらに打ちたての蕎麦と酒」というシーンがよく出てきて、これもこの季節よく真似してやるのですが、美味です。
 
7/20(火)2004
先日、佐野元春がTVに出演していました。
それだけでもビックリなのですが、3曲も演奏し味わい深いステージングを見せてくれました。
1音1音が心の沁入って、いやが応にも17歳の自分へフィードバック。
それは、キラキラと光る思い出を1つずつ拾い集めている様。
17歳だった僕は、「世の中全て敵」というような眼差しで精一杯強がって、脆くてすぐに砕けてしまいそうな弱いを自分を隠していました。
傷つきどうしようもなくなったとき、強く何かを求め、でもそれが何かわからないジレンマ。そんなとき、佐野元春の唄は心の処方箋でした。

毎年、夏になると思い出します。
1987年の夏、今でも時折語られる、伝説となった最悪で最高の野外ライブ「BEAT CHILD」
場所はグリーンピア南阿蘇の特設会場、夕方から翌朝まで13時間以上のオールナイト、13組のアーティストが出演。
岡村靖幸、白井貴子、ストリートスライダーズ、ハウンドドッグ、ブルーハーツ、BOOWY、レッドウォリアーズ、尾崎豊、渡辺美里・・・そして佐野元春。
奇跡的に集まった、大物揃いの出演に、何もない緩やかな傾斜の草原は7万人以上詰めかけたファンで埋め尽くされました。

そう、本当は最高のショーになるはずでした・・・。

* * * * *

開演早々、青空の彼方から遠くに雷鳴を聞いたと思うと、空は見る間に厚い雨雲に覆われ、一瞬のうちに闇に包まれた。
大音量の演奏さえかき消す野獣の咆哮のような雷鳴、ステージのライトを何度もショートさせた闇を切り裂く青白い閃光。
とにかく雨、雨、雷鳴、雨、雨、大雨、強風、閃光、そして悲鳴。

そんな逆境が、アーティストとオーディエンスの協調を増長させて、ショーはヒートアップ。
弦で血を流しながらギターをかき鳴らす布袋。
すっかりイッてしまったダイヤモンド・ユカイ
セットをスライディングする蘭丸。
高所からダイブする尾崎・・・。

この嵐を吹き飛ばせ!と言わんばかりの盛り上がりを嘲笑うように、一段と強さを増し叩き付ける激しい雨は、しだいに僕達の体温を奪い、真夏の夜というのに誰もが寒さと落雷の恐怖に身体をブルブル振るわせる。
まるで小さな土石流のように、斜面からドロドロの濁流に靴や衣服、紙くず、お弁当、あらゆるものが流されてきて、膝下まで泥沼に捕まった。
うずくまり膝をかかえてる人、棄権して山を降りる人、救急車で運ばれる人・・・、今だったら間違いなく即中止になるであろう状況で、何度も電源ショートし中断しながらも、この偉大で狂ったショーは続行された。
これまでも、そしてこれからもあんなに雨に打たれる事はないだろう。
結局、公演約13時間のうち10時間はドシャ降り。
一番辛いアーティストとアーティストの間のセッティング待ちの時間。
夜明け近く、誰もがうなだれていた。

「あっ」、後頭部を叩き付けていた雨粒の圧力がいつの間にか消え、左の頬に暖かさを感じた。

その瞬間、「彼」が現れた。

この地獄のようなショーに幕を引くため現れた佐野元春。
信じられない事に、彼の登場と共に、空を覆い尽くしていた巨大な獣をオレンジの光が断ち割った。
しだいに獣の残骸は散り散りになり、美しくそして神々しくもある朝日が、身体に降り注いだ。

「待たせたね」

どこにこんな力が残っていたのだろう。
すさまじい大歓声、いっせいに芽吹いた新芽のように幾つもの手のひらが天を仰ぐ。
黄金の朝日の中、「アンジェリーナ」「SOMEDAY」・・・名曲をみんなで大合唱していた。
泥まみれだったけど、誰もが輝いていた。
自然と溢れる涙、見渡すと誰もが泣きながら唄い続けていた。

* * * * *

夏休み明けの教室。
「あのライブ雨が降ったんだろうー、オレ行かなくてよかったー」
「お前らバカじゃねーの」と、その校内一の不良少年は散々悪態をついた。
次の瞬間・・・。
一緒に行ってた普段温厚な親友が、鬼のような形相で無言のまま、その不良少年を殴りつけていた。
僕はその繰り返し振り下ろされるれる拳を、どうしても止めることができなかった。

* * * * *

明日、4年半ぶりの佐野元春のニューアルバムが発売。
僕はどんな思いで聴くのだろう。
 
7/10(土)2004
驚きました。
今朝、数年のお付合いになる顧客様のFさんが、開店直後にご来店。
現在、当ショップでは先週からサマーセールをやっているのですが、Fさんはそのサマーセール初日にご来店頂いていたので、僕が『?』という顔をしていと、それを素早く察知したのでしょう、Fさん曰く「路面店のセレクトショップはセールから1〜2週間後、人気があればセールの在庫が無くなってしまい、掘り出し物を入荷するケースがあるので、どうかなーと思って来ました」とのこと。
僕は言葉を失いました。素晴らしい洞察力!完全にこちらの動きを読まれてましたね。全く恐れ入りました。
そうです。察しの通り、少量ですが掘り出し物が入荷しています。

見事にビンゴしたFさんは、スマートにご購入され帰って行きました。
ありがとうございます。
 
7/6(火)2004
いい知らせが届きました。
当ショップで扱っているブランド、kiminori morishiata(キミノリ・モリシタ)が海外進出決定。
パリの超有名某ショールームとミラノのこれまた超有名某ショップからのオファー。
詳細は書けないのですが、この2つのビッグクライアントは非常に影響力を持っているので、その効果は予測出来ません。
ブランド側はすでに生産ラインの見直しを計っているし、おそらく来年このブランドは劇的な変化を遂げるのではないでしょうか?
僕達ムーンゲイトでは去年から展開しているのですが、お客さんたちのこのブランドに対する満足度は凄く高い。
人気よりも実は満足度のほうが大変重要で、人気はメディアによって簡単に作られますが、ユーザーの満足度はデザイナーの実力がダイレクトに反映されます。
今はまだその実力に、メディアが追い付いていないというめったに無い非常にいい傾向です。
ショップバイヤーのみなさん、このブランド噴き上がりますよ。
 
6/4(金)2004
昨夜、いつも通る帰り道をのんびり歩いていると、1組の30代くらいの男女に遭遇。
その女性は相手の男性にとても感謝しているみたいで、何度も頭を下げ感謝の言葉と満ち足りた雰囲気を出していました。
男性もそれに呼応するように 優しさと少しの恐縮が入り交じった面持ちで、頭を下げていました。
『あ〜、何だかとてもいいことがあったんだろうな』と思いながら通り過ぎ、日常にある一風景として数秒後にはもう頭の片隅に。
それで終わっていたら、こうやって書く事もなかっただろうし、ましてや、思い出す事もなかったでしょう。
そして今朝、昨夜と同じに場所を通りかかると、昨夜と同じ女性と男性がまったく同じ場所に立っている(服装も同じだった)。
しかも、昨夜とはうって変わって、二人は罵詈雑言で激しく罵り合っている!
「?」
まるで、出来の悪いサイコ映画でも見ているような錯覚にとらわれました。
まったく奇妙な光景に『この二人には一体どんなストーリーがあったのだろう』と否応なく興味をかき立てられ、それと同時に人間って面白いなあとつくづく思いながらも、足を止める程の事でもなく、その二人の横を通り過ぎたのでした。
 
6/4(金)2004
この季節、休憩時間に川沿いのエスプレッソバーで過ごすことがお気に入り。特に夕暮れの時間は最高です。
川に面したテラスで、KKSFから流れるスムースジャズをバックにいつものシロップ抜きのカプチーノ。
空を自由に飛び交う鳥たち、夕日をキラキラと反射させた水面に時折魚が跳ねる。
心地よい風に吹かれながら脱力感に身を任せ深々と腰掛け、インターネットで自分のポートフォリオや、お気に入りのアーティスト達の新譜を求めてサーフィン。
何とも言えない贅沢なひととき。
少なくても僕は(誰かも言っていたけれど)高級車や高級住宅といったガラクタを買う事が贅沢だとは思わない。
 
6/2(水)2004
書店には毎日でも通いたいくらいで、主に小説や専門書のコーナーをじっくり練歩き、ツボにハマるような書物に合えた時のワクワク感が好きです。しかし、この時期になると普段はあまり行かない雑誌のコーナーをチェック。そう、今は各メゾンが発表した秋冬コレクションのダイジェストが、ズラリとファッション誌の紙面に並び、咲き乱れます。
当ショップで顧客さまを中心に、非常に強い支持を受けているメンズブランド、「kiminori morishita」。
まだ、知っている人は少なく、当ショップで見て初めて知ったという人ばかりなのですが、皆さん、僕が初めて見た時と同様に(静かだが、強い服)その圧倒的な存在感にやられ、魅了されているようです。
ブランドネームに踊らされている人を横目に、そんな麻薬的な服を僕はお客さんたちと(秘密結社的に)コッソリ楽しんでいたのですが、今回のショーが各誌で取り上げられて、注目されていました。
「あっ、ついに出てきたかー、やっぱり凄いですもんねー。」と顧客さん。
僕も、個人的には嬉しさ半分で、残り半分はもっとコッソリ楽しみたいのになー、という気持ちが本音。
結局は100%嬉しいんですけどね。
だって、着ていてこれほどまでに「それどこの服ですか?」って聞かれることはあまりないですから。
森下斬り! 切腹!!

FN(ファッションニュース)7月号> kiminori morishita,Attachment
M press(モードエモード別冊 Mプレス)東京コレクション特集> kiminori morishita,kiryuyrik 
各々次シーズンの最新ラインアップの一部が紹介されています、ぜひご覧になって見て下さい。
 
5/17(月)2004
僕の好きなアーティストの一人、Calmの初期のアルバム中に「五月雨」という曲があります。
昨夜はまるで、その曲の1シーンのような、シトシトと心地よい響きが心を穏やかにしてくれ、少し感傷的にさせてくれる夜でした。
まさに、「SILKY」という名のパーティーにふさわしい夜。
当初、木本さんによるDJと僕のコンピュータによるライブのみで、こんじんまりする予定でしたが、気前のいい友人達による参加が急きょ決定し、より心地いい空間へと昇華しました。
木本さんのこれまでになかったディープな選曲、 濱砂さんによるメロー&セクシーな(死語ですか?)ジャズライブ、ユニット濁犬によるアンビエントなVJと木寺さんの無機質なヌード写真が絡み合い…本当に素晴らしかった!
そして、僕は…なんとか上手くいったつもりです。
実を言うと、つい2日前まで何も出来ていなかったのですが、バタバタで打込みしサンプリングしてMIX、何とか間に合わせました。
気が付かれた方もいると思うのですが、このトップページで使用しているループサウンドをきちんとした1曲に作り直したものを(無題ですが)、
オープニングにしてスタート、全般にわたって程よいディープハウスで構成しました。
とにかく皆さんのおかげで、まったりとした空間のなかでとても心地よくプレイすることができました。

忙しいなか来て頂いた皆さん、本当にありがとうございました。
「また今度(パーティー)する時、呼んで下さい!」と嬉しい声も多く頂き、大変ありがたく思っております。
5年前から、なんせ不定期でそして気まぐれで(リーダー木本さんの盛り上がり次第)やっておりますので、「○○くらいにやります!」なんて言えませんが(スミマセン)、次回また機会がありましたら、もっと多くのみなさんにお会い出来ればと思っております。
 
 
5/7(金)2004
連休が終わり、来週からまた展示会後半戦がスタート。
僕は仕事柄、出張で飛行機に乗る機会が非常に多い(例えばマイレージが1年未満で無料航空券の引替え分貯まる)。
最近は特に搭乗者に対するセキュリティチェックが厳しさを増し、結構時間に余裕を持っていないとチェックインで思わぬ足留めをくらい、ギリギリに乗り込むなんてことになります。
僕はよく、あの(どこでもドアみたいな)金属探知ゲートでピーピーとアラームを鳴らせるのですが、最近は驚きもせず『今日は多分このベルトが引っ掛かるだろうな』なんて予測を立てて、案の定それが引っ掛かったりすると『おー!やっぱり』なんて、訳の分からん事で楽しんでいる。
しかし、先日の出張時には予測していないものが引っ掛かった。
『今日は別に鳴るモノないな』とゲートをくぐると、ピーピーと警告音。思い当たる節がなく、『?』が頭に浮かんだまま、されるがままに係員から身体チェックを受ける。
すると、係員が僕のパンツのヒザを掴んだまま、「コレは何ですか?」と訝し気な表情。
「ん?、アハハハ…」思わず笑ってしまったそれは、kiminori morishitaのチェーンデニム。そう、ヒザに織り込まれている錆びた真鍮のチェーンが金属探知に引っ掛かったのだ。
僕は苦笑しながら、係員に「これはデザインの一部で…」と分りやすく丁寧に説明すると「へー、面白いですねー」と係員。
まるで、接客しているようで変な感じでした。
 
4/16(金)2004

展示会リポート:moongate店長 吉田左和                                               

2004-05 AUTUMN & WINTERの展示会も終盤になってきました。レディースの締めはkiryuyrik。今回はどんなものを見せてくれるのだろう?期待に胸を膨らませ(と言いつつ実は先日一部サンプルを見せて頂いてたのだけど、それでも尚期待しつつ)いざ原宿のCAFEへ。
現在、女の私から見てもウンザリする程のカワイイものブーム。
どの展示会に行っても可愛い物一辺倒でソウイウモノが苦手な私はとても困惑してしまう。そんな展示会ばかりで私は酸欠状態。
人各々だけど女って、ある程度の年になると「カワイイ」より「カッコイイ」と言われた方が嬉しいのだ。
「カワイイ」なんて言われたらむしろバカにされた感が否めない・・・可愛いと言われない女のヒガミだと憎たらしい友人が言う。
展示会に行くと自分の考えが時に揺らぐ事がある、自分は間違えているのだろうか?
「店とは多角的なお客様のニーズに応えるべき」、「自分達がしたい物だけでは売上はとれない」等、様々なアドバイスを頂く事もある。でも本当にそうだろうか?
あちこちの展示会場で他店のバイヤー達と出会う。大きな声で「XX(某有名店)と取り引き出来る様になったらウチの店でも置いてあげてもいいけどね〜」なんて言っている声が聞こえる。どうなってんの?!頭がぐらぐらする。それでバイヤーと名乗っても良いの? 
まだまだ人の事を言えるタマではないけれど、自分を信じて選んだ物がお客様のニーズとカチリと合わさった時こそ喜びを感じるのだけど?
こんなのずっと探してた、また買いにきます。なんて言われたら天にも昇る気分なんだけどなー。
そうだ、moongateらしさ、自分らしさを出したいならカワイイもんは必要ないのだ。kiryuyrikの展示会へ行くと今までのジレンマはスウと消え去る。この潔さは何だろう?彼等が創り出す洋服のテイストも大好きだけど、彼等の頑な何ものにも動じない凛とした姿勢に心うたれるのである。(その姿勢が服に表れているのだけど…)今回も素晴らしい物を見せて頂いたうえ、信念を貫く事の大切さを教えて頂いたkiryuyrikに感謝。秋冬もかなりの出来で、店頭に並ぶのが楽しみ! 


写真:上 kiryuyrik展示会風景。中央の白シャツの男性がデザイナー高柳氏
写真:中 ドラマ「砂の器」で松雪泰子さんが使用したバッグ(実物)発見。あまりの人気に定番化。moongateでも予約待ち。
写真:下 インポート小物展で釘付けになった「へそウォーマー」。箱の上には「A present for someone who has everything 」の文字が!おへそ大のムートンがちょこんと入っている。勿論実用不可、このシャレが判る人にしかあげられません。

 
4/11(日)2004
ここは街の中心地ですが、店の裏手に大きな銀杏の木が有ります。3階建ての僕らの店が有るビルよりはるかに高いその木は、つい先日までハゲ坊主だったのにほんの数日のうちにいっせいに芽吹き始めました。寒々しい大木がみるみるうちに新緑に覆われ、そのスピードと躍動感には驚かされるばかりです。幹は大人二人でも手が届かない程太いその木はいったいどの位の時間を経て今にいたるのでしょうか?6年前の今日、moongateは誕生しました。今思えば当時の僕は赤面してしまう程の世間知らずで、どこから湧き出て来るのか知れない変な自信に満ちあふれるへなちょこでした(笑)。開店当時の写真を見たら店の内装、品揃え全てが・・・(汗)僕の中身は6年の間にどの位変化したのでしょうか。
いつも思うのですが、自分の一年を振り返ってみた時に、一年前には全く想像していなかった現在の自分居たり、交友関係があったり、物理的環境の変化があったり、どんなに想像してみても、人生ってふたを開けるまではわからないなあ、と思います。
それが6年ともなると、まるで別世界です(特に精神面で)。
そしてまた、一年後の自分はどんなふうになっているだろうと(期待を込めて)夢想するのです。
特に今年は、これまでの人生で、最大とも言っていいような自分の価値観、思想に劇的な変化をもたらすことがあって、新しい自分に出逢う事となりました。それと同時に新たにチャレンジしていく目標ができて、それは他人から見るとあまりにも大きすぎて苦笑間違いなしで、当の本人も武者震いするのですが、自分なりのプランと強い決意で、6年前の自分よりは少しは成長したであろう自分を信じて立ち向かうのです。
(画像:瑞枝さん、ありがとう!)
 
4/4(日)2004
の合う友人と別に示し合わせたわけでもないのに、お互いが同じものに興味を抱いていて、話をしてると「いや〜、それ僕もいまハマってんだよなー」なんてこと、皆さんにもあるのではないでしょうか?
ひとつでも共通言語を見いだせた途端に、お互いの距離が急速に縮まって、それが同性の場合は親友に発展したり、また、異性の場合は恋人に発展したりすることは、よくあるのではないでしょうか。
先日、ある知人に(僕がその人に抱いているイメージとは全くかけ離れた)話題、共通言語を見いだして、かなり衝撃を受けたのです。
僕が「あっ、ちょっと引かれるかな」と思いながら、腹を割って話していたことが意外に、その人も今一番熱い話題らしくて、(僕が勝手に思っているだけかもしれませんが)
お互いの距離がかなり縮まったと感じたのです。
そして数日後、その人は語るだけでなく、即実行に移していることを知ってさらに共感、共鳴しました。
夢や目標を語る人は多いけれど、失敗を恐れず、それをすぐ実行に移す人は意外に少ないです。
刺激をありがとう。
 
3/28(日)2004
MIX CD、沢山のご応募ありがとうございました。
本日をもって締切りとさせて頂きます。

メールをくださった皆様、それぞれに嬉しいコメントを書き添えてのご応募で、大変感謝です。
よって、限定数以上とはなるのですが、抽選は無しで、ご応募くださった皆様にもれなくプレゼントさせて頂く事にしました。
枚数が多くなった為、お手元に届くには少し時間がかかると思いますが、今しばらくお待ち下さいませ。
 
 
3/18(木)2004
先日の休日、10年近く乗った車を買い替えて、新車での初ドライブ。
以前の愛車はもうほんと古くて、マニュアルのセカンドが入らずローで思いっきり引っぱって、サードにシフトを入れるという、ものすごい乗り方でした。
そのうえ、重ステの手動ウィンドウで世話のかかる車でしたが、想い出の沢山つまった車だったので、なかなか手放す事が出来ませんでした。
ある事がきっかけで、ついに乗り換えるしたのですが、現代の車がこんなに快適かつ運転のしやすいものだとは・・・かなりビックリ。
僕のドライブは、どこに行くかというよりも、何をBGMに聴きながら走るかという方に比重が大きい。
とはいっても、ゴリゴリのテクノやハウスで気分を高揚させ、車をとばすというわけではなく、まったりとした僕なりのリラクゼーションサウンドを集めたものをBGMに、透き通る空、 キラキラと光る海、木々の生い茂る山を眺めながらのんびりドライブ。
たまに景色に見とれて、遅すぎるスピードに後ろの車からクラクションを鳴らされる事も一度だけではありません(笑)。
初ドライブということもあり、自分のために気合いを入れてつくったMIX CD、うーん、これは最高にリラックスできるいいものができたぞ。
完全に自己満足で恐縮ですが、もし、聴いてみたいという方にはプレゼントいたします。

ご希望の方はメールでお名前、住所(配送を希望の方)、DISK 1、DISK 2のいずれかの希望を記入して、ご応募下さい。
てきとーに締切り、抽選で DISK 1、DISK 2、各々10名の方にプレゼントします。
尚、当選はメールでお知らせします。
できるだけ、ムーンゲイトの店頭でお渡したいのですが、配送ご希望の方にはお客様の送料ご負担となります。

それぞれの収録曲はこんな感じです。
どちらもドライブというよりは、お風呂上がりや寝る前のリラックスするひと時に最適です。

DISK 1:
Still In Love / Nick Cave & The Bad Seeds
Green Lady / Martin Taylor
Suite / Flipside
Northern lights / Lux
Fragile / John Beltram
Adios ayer(Another Mix) / Jose Padilla
Cravin' (Joe's Deep House Mix) / Joi
Andante (For Frederik) / Flipside
Sunshine's Better / John Martyn
Cahuita / Oystein Sevag
Tomorrow Never Comes / Dot Allison
Kiss It Better(Guitar Mix) / M People
Soloman's Blade / D*Note
Fading Beauty (Chill'n Winter Mix) / Monday Michiru

DISK 2:
Island Paradise / Ambrozia
Baby Come Back / Ambrozia
Flying High(Afterlife Remix) / Ambrozia
Kissing / Bliss
Sailing To Your Love (New Recording 2002) / Port Of Notes
Plain As Black'n White(Bliss Instrumental Lounge Remix) / Seikou Nagaoka
Wishing On A Star / Lonesome Echo Production
The Curtain / Tohru Shigemi
Autumn Leaves(Naked Version) / Coldcut
Bulan / Taichi Master
Cafe De La Poste / The Youngsters
Luz / Res
人と時と風の中で(Ambrozia Remix) / S.E.N.S
Early Till Late / Cantoma
Hiromi!(I'm Walking Alone 99') / Bayaka
 
3/8(月)2004
春なのにまるで冬の様な寒い日が続いていますね。
外は冷たい風が吹き荒れていますが、moongateの店内は相変わらず暖かな空気に包まれています。
moongateが浅野から現在のプルミエビルに移転リニューアルをしてちょうど1年目にあたる今日は、朝からこの1年を振り返っていました。(全面ガラス張りで外を行き交う方と目が合ったりして初めは緊張したな〜、とかそんな事ではなくて・・・)moongateは大切なお客様、友人、知人達、お世話になっているブランドの方々に恵まれていて、これは何ものにも代えられない素晴らしい宝物だと思います。ありがとうございます。
皆さんも、そうだと思いますが、去年の今日の自分を考えた時、とてもその頃には想像できなかった現在の自分、そしてその自分が置かれている状況があったりします。
僕も毎年そう感じては、人生ほんとに何があるか判らないなあ、と暢気に思っては、来年の今日にはどんな自分に出逢えるのかなあ、と無想するのです。
(画像:去年の移転のお祝いに友人から送られた盆栽。すっかり実も葉も落ちましたが、つい先日新しい芽が!こんな小さなところにも春を感じます。)
 
2/20(金)2004
先日、知人のパーティーで久しぶりにプレイしてきました。
しかし、今回は今までのDJとしてではなく、MacとMIDIコントローラを操ってのライブをしたのです。
簡単に説明すると、コンピュータ上で予めソフトシンセサイザーやサンプラーで制作した1〜8小節くらいのループする音素材(ドン、ドン、…といったドラムのキックだけの音や、ベースのワンフレーズ等など)をシーケンスソフトに並べて、各ループ素材の発音をコントロールする…って感じです。
学生のころ、バンドとしてステージに上がったりしていたけれど、1人で音を表現するというのは初めての事で、それがまた心地良い緊張感。
今回のパーティーの性格上、「あまりディープなことはできない」というのがあったので、ベーシックな音のループを無数にハードディスクにため込んでいきました。
友人の木本氏のDJに続いて、いよいよ出番。
毎回使う、久米島で3D録音された高音質の波の音を「ザザザー…」とフェイドインさせて、木本氏からスイッチ。
BPM100(曲のスピードを表す値)のダウンテンポでマリンバの音をループさせ、静かにスタート。
軽めの4つ打ちキック音で、ジャズディープハウスでご機嫌伺い。滑り出し順調、順調。
心配していた音質も(Mac OSXから採用されたCoreaudioのおかげで)非常に良く、低音の再現性もいい。
あ〜、やばい、ノッてきた、ノッてきた(くりいむしちゅー、有田風)
流水のようにスムーズへ次の曲へシフト、もっとも、各パートをコントロールしているので、DJのように1曲1曲という概念は非常に曖昧なのだが。
次第に会場のお客さんも増えて、ぎゅうぎゅう詰め状態。
僕もすっかり自分の世界にのめり込み、ブリュ、ブリュ…テックベースをステレオ左右それぞれディレイ(カラオケのエコーといえば、イメージし易いかな?)をかけ、遅れて聞こえる時間を別々に設定して、さらに4つのスピーカーに2つずつバラバラに音を振ると、もう何が何だか判らない変態サウンド・エレクトロニカ!(笑)
そうやってすっかり自己陶酔して(恥)快感に浸っていた時、ガッシャ〜ン、ウオー(絶叫)…!?!?!?
Macとコントローラ、ミキサーなどの機材類に赤い液体が飛び散っているではないか!なんだコレは?一体何が起こったの?
ギュウギュウ詰めになったお客さんがDJ機材セットのカウンターまで迫っていた、そんな中、あるカップルがはしゃいでいて、その彼女がカシスソーダをぶちまけたのだった。
そして次の瞬間、僕は凍りついた、
その彼女は謝るどころか「私じゃない」と全く意味不明な暴言ともとれる発言。そして、あろうことか、その彼はなんと!そんな彼女の肩を優しく抱き、「大丈夫、大丈夫」とこれまた脳みそ沸騰した言動。
もう、怒るというより、笑うしかないですよね。
それにしても、類は友を呼ぶ、似た者同士とはよく云ったものだと、妙に感心しながら、僕は笑顔で(そして無言で)彼女の手にあるまだ少し残ってあったカシスソーダを静かにとって、血相を変えて飛んできたCAFEのスタッフにカップを渡したのでした。

追伸:あの時(たぶん木本氏のラジオのリスナーだと思うのですが)熱心に機材やプレイを観察していたギャルソンのジャケットを着た男性。即座にタオルやティッシュで懸命に処理してくれて、 本当にありがとうございました。
 
1/30(金)2004
あ〜、恥ずかしい。
僕はいつもMTB(マウンテンバイク)で通勤しています。つい運動不足になりがちなところ、毎朝のMTBはなかなかいい運動になります。
それに、季節によって変わる空気感、風の匂いを感じるのが心地よいチルアウト。
降雪のしばらく続いた寒い日がおちついて、最近は春を感じさせる暖かい日。今日もMTBを走らせ交差点で信号待ちをしていると、左側から視線を感じて目を向けると、高価なブランドのコンパクトな折り畳み自転車に「この自転車どう?」って顔してまたがってる男性が、僕の真横でじっとこっちを見ている。
ボタンをきっちり全部とめた3ボタンのジャケットに、爽やかさ満載のワンウォッシュのジーンズを1回だけ折り返したロールアップの姿に、心の中でプッと吹き出して・・・、いや今思うとこれがこの後起こる事の嫌〜な前兆だったのかもしれません。信号が青に変わり進みはじめると、そのお兄さんがものすごい勢いでシャカシャカと小刻みに足を回転させて、僕の横をすり抜けて行きました。
僕の持論では、折り畳み自転車は車輪が極端に小さくてスピード出すには、かなりシャカシャカやらなくてはいけないのと、また構造上、前傾姿勢にはならず常に背筋が伸びた状態なので、キュートな自転車がスピード出した途端にカッコ悪くなると思っています。
そんな光景にちょっといたずら心が芽生えた僕は、前を2速、後を6速のギアに入れて、軽くそのお兄さんを抜き去りました。そして、そのまま惰性で走っていると、後ろからまたシャカシャカという音が迫って来て、見るとすっかり赤く膨らんだ顔を小刻みに震わせたお兄さんが・・・ヒー、助けてくれー、面白すぎる!
僕もちょっとムキになって、再び抜き去った瞬間、前を歩いていたおじさんにぶつかりそうになりスリップ・・・ガッシャーン、派手に転倒。
おじさんに何度もスミマセン、スミマセン、と頭を下げ、チワワにキャンキャン吠えられ、周りの冷たい視線に打ちひしがれながら、その場をあとにしました。格好悪いのは僕の方でした・・・意地悪な気持ちはそっくりそのまま自分に返って来るものなんですね。                                                 人間ってすぐにツマラナイ見栄を張ってしまうもの、いい物で身を固めていても中身が伴っていなければ逆に滑稽に見えてしまいます。
あ〜僕も気持ちを入れ替えないとなー。
 
1/22(木)2004
久しぶりに「コレ!」と思える、大変いいお店を見つけました。
小倉へ帰ってきてからこれまで、色々とイタリアンの美味しい店を探していたのですが、なかなか発見できずにいました。
先日たまたま通りかかり気になっていた店に行ってみようと思い、ちょっと遅めの夕食をすることにしました。
いつもそうなのですが、初めて行く飲食のお店ってなんだかちょっと冒険心みたいなものを感じるのですが、この日も少しワクワクしていました。
階段を地下におりドアを開けた瞬間、「あー、これはいいな」と感じ、安心しながらレザージャケットを脱ぎ、落ち着いた気持ちで席につきました。
自分が店をやっているということもあり(どこに行っても、つい経営する立場でみてしまう)、いいお店、そうではないお店っていうのは、入った瞬間に察知できるようになってて、それがどういう要素を認識して判断しているのかは上手く言葉では説明できないのですが、あえていうなら各々のお店が持つ、空気感、発しているオーラみたいなものをもって具現化したなにかを感じるのです。
まあ、そんな石坂浩二みたいな講釈はいいとして、とにかくいいお店、余分な店員を雇わずせっせと(おそらくご夫婦)お二人で立ち働く姿に、これから出てくるパスタの味に思わず期待を膨らませていました。
そして…前菜に続いてやってきたのは…
水牛のチーズを使った、トマトのシンプルなピザは余分なトッピングは一切ないのにもかかわらず、今までに経験したことのない深い味わいのピザで、いきなりシェフの技にやられました。
あまりにも美味い料理たちに、ついついワインを飲み過ぎ、すでにいい気持ち。しかしそんなほろ酔い気分も、最後のパスタで酔いも醒めました。
じゃがいもと白ネギだけで作ったソースのパスタはホント美味しくて、白ネギのオイルにすり潰したじゃがいものザラッとした食感がかすかに残っているソースは絶品でした。ありがとう!
食べ過ぎで動けずにぼーっとしていると、ワイワイと賑やかに入ってきたお客さんの一人がコートを脱ぎながら「いいお店ねー」と言ってるのが聞こえてきました。
『でしょー、僕も気に入ったよ』と思って、ふとその人達に目をやると、なんか見た事ある人、それは某有名女優、男優さんの一行でした。
ナンデここにいんの?!
 
1/9(金)2004
やらなければいけないデザインが溜まっているにもかかわらず、う〜ん、何も出てこない。
僕はムーンゲイトのDMや販促物などのデザインは全部自分でやっているのですが、そろそろ今春に向けてのDMを何種類か製作し、また、今年から本格的にスタートするムーンゲイトのオリジナルブランド(レディース)のタグなどのインターフェイスも構築しなければならない。
しかしながら、先月からDTMに没頭し続けていたせいで、右脳がグラフィックモードへなかなか戻ってこなくて、ディスプレイを見つめたままなーんにもすすんでません。
顧客リスト1ページ目に名前のある昔からの顧客様が、オープンしてから現在までのDMをずっと保管して頂いていることを、先日はじめて知った時には嬉しさと同時にホント恥ずかしくて恥ずかしくて小さくなりました(汗)。
というのも、今でこそPowerBook G4にフォトショップやイラストレータ等の本格的なソフトを駆使していますが、以前の初代iMacにお絵書きソフトに毛が生えた様なソフトでやってたころの(現在と較べると)稚拙なデザインのものを未だにとっていてくれるなんて、深い感謝とこっぱずかしさの極みです。
そんなことを思い出しながら、ひとり赤面しつつ、「デザインは義務感にとらわれてやっても、いいものなんてできないだよなー、」と今日も自分に言い訳して明日へ持ち越し。
 
1/3(土)2004
元旦は毎年、門司港のめかり神社へ初詣にいきます。
海がすぐ真近にあるのでとても寒いのだけれど、景色が好きで毎年ここに来ます。
僕は無神論者であると同時に、一年に一度しか来ないのに何かを祈願するのも都合がよすぎると思うので、旧年中に無事過ごせたことをとにかく感謝するのです。
来年の元旦もこうやって沢山の感謝をできるように、今年も頑張っていきますので皆様どうぞよろしくお願いします。

2004年明けましておめでとうございます。
 
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moongate