moongate

Daily-Column
日記みたいなものです



 *思いつくまま、気の向くまま、ゆるく更新していきます。
 
 
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12/30(火)2003
今日で当店ムーンゲイトは今年最後の営業を終えました。
今年はムーンゲイトにとって移転リニューアルという大きな変革の年でありましたが、以前の場所の頃から引き続き通って下さる顧客様や新しい店舗での顧客様も増えて、何度感謝しても足りない程、「ありがとう」が心に溢れています。
いつも来店してくださる皆様、本当にありがとうございます、今年も多くのいい男、いい女に出逢えました。
来年一番やりたい事。今、僕の頭の中で思い描いているのは、そんないい男、いい女の集まる機会、空間をつくることです。
「この服着たいのだけど、着て行く所がない」とよく聞きます。だったら僕がつくろうじゃないかと目論んでいるわけです。
幸い同じような事を考えていてサポートしてくれる友人たちもいますので、いいものができそうな予感です。
皆さんの来年のしたいことは何ですか?
どうぞ皆さんにとって良い年でありますように。

(画像:今年最後のお客さま、kiryuyrikのドレスをご試着する超ド級美人の東屋さん。恋人募集中だそうです。)
 
12/26(金)2003
DTM・・・僕は今一番これにはまっていて、時間を忘れて熱中できます。
DTMとはデスクトップミュージックのことで、普通音楽をやる場合は,楽器を演奏したり,歌を歌ったりします。
ですが,DTM場合,そういう動作を一切必要としない音楽なのです。(楽器ができなくても音楽が出来る)
演奏はコンピュータが行い,人はコンピュータに演奏の指示を出すだけです。
そう聞くと,何となく人間らしさのない冷たい音楽や、ピコピコと鳴る電子音の羅列をイメージされると思いますが,最近のDTMは違います。
人間に不可能な高速のドラムンベースのビートや破壊的に処理されたシンセサイザーはもちろんで、現在ではコンピュータ自身が,ピアノやヴァイオリン、トランペットの音を持ち,表情豊かに演奏して見せてくれます。
そして何より、生楽器には絶対不可能な音を限りなく作り出してくれます。
コンピュ−タミュージック=テクノの時代の一昔前では考えられなかったことです。
DTMは以前のギターひと筋だった僕には多少抵抗がありましたが、結局、生楽器もDTMも操るのは人間の脳とセンスなので、「コンピュータミュージックなんて・・・」と言っているミュージシャンは幅の狭い音楽しかできないと思います。
実際、今現在リリースされている音楽のほとんどが、大なり小なりコンピュータ処理されてますしね。
コンピュータでサンプリングや音を加工してループを作ってると、僕のパーティー虫もざわざわと騒ぎ出し、久しぶりに当店のパーティーをしたくなりました(興奮!)。
春になったらやろうかな、今度はDJプラスDTMのライブなんていいな。
もちろん、今回もバカ騒ぎしたり踊りまくったりではなくて、音楽とお酒と(VJによる)映像をマッタリ楽しむようなチルアウト。
そのときは告知しますので、みなさんぜひ遊びに(和みに)来て下さいね。
(画像:コンピュータ内のDAWソフトやシーケンサー等を制御する鍵盤キーボードコントローラー)
 
12/24(水)2003
クリスマス。聖なる夜に〜なんて気はサラサラないし、日本人なのに・・・とか、仏教の国なのに・・・とかお決まりの拗ねた台詞を並べるわけでもありませんが、巷で盛り上がっている感覚と、僕の意識は少し違うかもしれません。
僕も普通にプレゼントを用意したり、 普通にケーキを食べたりします。
そして思います、クリスマスであれ何であれ一年に一度、街と人々みんながハッピーな気分になる、それがなによりも素敵なことじゃないかと。
< 愛している人も、愛されている人も、幸せな人も、苦しんでいる人も、尊敬される人も、傲慢な人も、笑っている人も、泣いている人も、怒っている人も、怒られている人も、教えている人も、教えられている人も、平和な街も、戦っている街も・・・メリーメリークリスマス>(佐野元春/X'mas time in blueより)
せめて今日一日は、いつもよりももっと大きな優しさと感謝を。
まずは一番近くにいる人から。
 
12/17(水)2003
今日は何だかジメジメと変な天気だけど、気分はハッピーです。
いろんなお客さまが、まるで当店ムーンゲイトがCAFEのように「ちょっと時間があるので寄りましたー」と話をしに来店が続いたからです。
こうやって「今日は服を買うつもりないんだけど、ちょっとよってくれる」感じがすごく嬉しいです。
ひょっとしたら、僕はブティックよりもカフェなどをやる方が向いてんのかなー(笑)。
長い髪をバッサリと切りがらりと髪型を変えたKさん、彼氏よりも先に見せに来てくれて、ありがとう!光栄です。
心配されなくても、とてもよく似合ってましたよ。
もともとモデル並みのスタイルにタレント級の美人さんですから、より洗練された感じできっと彼も惚れ直すことでしょう!
髪型といえば、僕は今4〜5年やってた坊主(カッコ良く言えば、ベリーショート)をやめて、以前していたロングにしようと伸ばし中。
帽子を手放せない日々がしばらく続きそう。
そろそろお気に入りの黒のムートンハット(今まで見た中で最高のデザイン、もうずっとこれを超えるものに出会ってない)を出そうかな。
 
12/14(日)2003
僕の永遠のアイテム、レザージャケット。
この業界で働きはじめて10年以上経ちいろんな素材を見て、そして着てきたのだけれど、やっぱりレザージャケットに戻ってしまう。
レザーは人間の皮膚に一番近い素材であるところが、僕にとって最大の魅力。
一番最初のレザージャケットは高校生の時に頑張って貯めたお金で買ったschootのライダース。
バンドの練習ときも、デートのときも、ビリヤードの勝負のときも、とにかくずっと着てたので表面がガシガシになって、カッコ良さも着心地も新品のときよりも断然よくなりました。
その時以来、「レザーは新品のときはまだ未完成で、時間をかけて自分で造り上げていく」というレザーの魅力にすっかりはまりました。
最近では、毎年最低1着はレザーを購入していて、衣類としてよりも自分のコレクションのような感覚でレザーマニア(笑)になっています。
ムーンゲイトでレザーを購入して頂いたお客さまに「手入れはどのようにすれば?」とよく聞かれますが、僕独自の持論は「何もしなくていいです」が答え。
ええっーとか思われそうですが、実際僕は自分のレザーは一切手入れなんてしていません。
何故かというと、僕も以前は(ショップ店員が皆必ず言うように)ミンクオイルを乾いた布で・・・とやっていたのですが、いかにも手入れしてますというような光沢や、気を使い手入れをしている行動自体がなんか男っぽくないというか、軟弱のような気がして・・・。
まあ、そういう精神的な部分は僕の個人的趣向なので置いといて、もっと物理的に言うと、人間は冬でも実はいっぱい汗をかいていて、その汗に含まれる自然な油分くらいが、ちょうどいいのです。言うまでもなくレザーは動物の革ですから、不必要にオイルを塗りたくらなくていいのです。
極論ですが、例えば自分の腕や背中にバターをべっとりやられたら、気持ち悪いですよね?
普段はなにもせずに、シーズンが終わって暖かくなり着なくなったときに、天気のいい日に十分に干して余分な水分をとばして、湿気の少ない所で保管。
(あえなく汚れがついてしまった時などに限り、レザークリーナーや消しゴムなどですばやく汚れ落として下さい)
そうすれば、味わい深い風合いと貫禄が自分だけの1着になります。
(画像:5年くらい前に買ったripvanwinkleの鹿革のジャケット。いい味が出て来た!)
 
12/11(木)2003
何をしようかとか、何かを見に行こうとかでなくて、ただ、その街ののんびり楽しむ、僕にとっての門司港はそんな場所。
都心部や、仕組まれた観光地のようなエンターテイメント的な要素を求めて行くと、退屈な町に映るかもしれません。
そうではなく、一枚の絵画をゆっくり楽しむ感覚、のんびりと歩き、時々立ち止まってベンチに座ったりして、次第に自分自身もその中に溶け込んでゆく。この町はいつも優しく、寛大。
門司港は、僕の生まれ故郷でもあり、 大切な友人たちも居る。
尊敬する友人のひとり、石丸さん。この人はどんな人でも包み込んでしまうようなオーラを発していて、とてつもなく大きな器の男です。
彼と話すたびに自分の稚拙な部分や、つまらないことで悩んでいる自分を気が付かされ、また新しい一歩を踏み出せるような感覚をおぼえる、心から尊敬できる友人。
いつもありがとう。
そんな彼自身をそのまま表現したようなお店<LAND HO!>は落ち着いた色調の空間に古いJAZZが流れ、その中に素敵な時計と宝石が静かに門司港の時を刻んでいる。
まるで、LAND HO!自体が古い映画をみているような感じ・・・、僕のお気に入りのお店の1つ。
しかし、その柔らかな店の空気感とは裏腹に商品のセレクトは鋭いエッジと独自の個性があって、HAMILTONの時計(偉大な建築家、巨匠F.ロイド.ライトへのオマージュとして造られた時計Lloydのデザインは秀逸)や、なんと!カワサキ・カズオの眼鏡が常時並んでいます。

LAND HO!のウェブ:http://www.takaramonoya.com/landho/
 
12/4(木)2003
一児の母である友人は「子供はときどき(人前で)びっくりするようなことを言うのよー」と笑う。
ひとつは、家庭内での他人には聞かれたくないような、恥ずかしい事を唐突に大声で言いはじめたり、もうひとつは、教えたわけでも無い普段のその子の生活からはインプットされない様な表現を使ったりして、こちらをドキッとさせるらしい。
以前から、よく来店して頂いているお客さまが、今日も5歳の愛娘のあみちゃんを連れて来ました。
オーダーメイドの黒のライダースジャケットに赤のブリティッシュチェックのミニスカートで、お母さんに負けないくらいのお洒落をさせてもらったあみちゃんは、他の先客のお客さまを接客している僕の足に、ひとなつっこい笑顔でからまってきて(笑)甘え出しました。
以前、店長がオマケにもらった、タオル地で淡いブルーの子犬のぬいぐるみがあったことを思い出して、背中に隠しながら少しだけあみちゃんに見せたりして、ちょっといじわるしていると、今まで「ちょーだい、ちょーだい」と僕に飛びついていたあみちゃんは、急におとなしくなって、ちいさな手を顔の前に出して、(その子犬のぬいぐるみに向かって)小声で「こっちへおいで、こっちにおいで・・・」。
その光景といったら、可愛いことはもちろんですが、それよりもその一瞬にして周辺を浄化してしまうようなピュアで澄みきったあみちゃんの行動に、感動さえ憶えました。
あみちゃん、 どうかその素晴らしい感性、センスをいつまでも大切に持ち続けて下さい。
きっと、君は人に大きな影響を与える、素晴らしい人物になるような気がします。
 
111/30(日)2003

It's Only Rock'n Roll !!!
近頃、80年代のロックをひっぱり出してよく聴いています。
僕の音楽趣向、今ではほとんど下のコンテンツ<SOUND ESPRESSO>にあるような、いわゆるクラブサウンドを中心としたものになっていますが、音楽に興味を持ちはじめた原点はロックです。
よく僕と音楽の話をするお客さまは、特にそういうクラブ的な印象を持たれていると思いますが、実は小6でローリング・ストーンズに衝撃を受けて以来、ずっとロック少年でありました。
ロックはロックでも人によって趣向は変わってくるもので、ボブ・ディラン、ニール・ヤング、Bスプリングスティーンといった正統派アメリカンロックやヴァンヘイレン、モトリークルー、ラットといったハードロック等など色々と枝分かれします。
そんな中、僕のロックンロールスターはデビッドボウイ、T-REX、ヴェルヴェットアンダーグラウンド・・・といったどこか妖し気で異星人的なヒーローでした。
実際、ボウイは「ジギースターダスト」というアルバムで自分を地球にやってきたエイリアンに投影していたり、T-REXのマークボランはインタビューの中で、「(自分は)30まで生きられないだろう」とうそぶいていたけど、30歳のバースデイ前日に交通事故で本当に死んでしまいました。
ロックスター達の(伝説的な)生き様までも僕は魅了され、中学でバンドをやり始めたのだけど、そのころはもう上手いとか下手というよりも、まずは勢いと格好を極めることに専心していました(笑)。
ヘアスプレーで髪を石膏のように固め、黒のタイトスーツに黒のレスポール(ギター)、次第にメンバーと音と波動がピッタリとはまっていく快感・・・。
80年代はバンドブームでもあり、ロック、ポップスが全盛だったという友人も多く(ホントに沢山の名曲が生まれた)、90年代以降はもう商業的ロック、ポップスが増えて「本物」は少なくなり、DJという本当の音楽好きの人々から生まれてきたクラブサウンドに傾倒していった僕はギターからラップトップPCに変わりました。

ショップを経営していると、普通では出逢えないような興味深い人たちとの付き合いができたりするのだけれど、そんないい人ばかりとは限らず中には、お金のことでしか人を判断出来ない者や、人の心を踏みにじっても利益を得ようという完全利己主義者などが、オイシイ話を持って近付いてきたりします。
でも、僕の座右の銘(精神)はいつでもどこまでも、「 It's Only Rock'n Roll !!! 」卑怯なことをしない、仲間を裏切らない、心には心をもって還す、愛すべきものを守り抜く。
ロックンロールが教えてくれた一番大事なもの、「自分らしく生きる」やっぱりこれだな。
 
11/24(月)2003
日が増すごとに、イラクでの連続テロが頻発し復興支援は泥沼状態、混迷を極め、報復合戦の様相を呈しています。
先日、ニュースの中でアメリカ兵士がフセイン捜索のため、一般民家に押し入った時の映像が流れ、その中の1カットにアメリカ兵とその突然の状況に怯えきった少女が画面に映り、僕はその少女の表情に深い衝撃を憶えました。
赤い毛布に包まり頭だけ出して、顔面は青白く焦点の定まらない目で歯をカチカチと鳴らし、泣く事さえ忘れてしまった少女。
ほんの1秒か2秒くらいの映像だったのですが、その時僕は、まるで彼女の恐怖が伝染したように、背筋に氷柱を押し当てられた様な悪寒を感じ、身震いしました。
『一生消えない、心の深い傷をこの少女は・・・』
数日後のニュースでは、ブッシュ大統領が渡英し、それと同時にロンドンでは大規模な反米、反ブッシュデモが蜂起し、街をうねり歩く映像が流れました。
『何か違う・・・、デモも憎しみの感情の一端ではないのか・・・?』
僕も愛すべき者を奪われると、きっと、憎しみの炎に捕われるかもしれません。
しかし 、そのような状況下にない幸福な生活を送っている僕達にこそ、考えるべき事があるのではないでしょうか?
皆さんは「百匹目の猿」という現象をご存知ですか?
僕はある本で知ったのですが、アメリカのライアル・ワトソン氏が1994年に理論化し学会で発表したもので、「ある範囲の中で、あることをするものの数が一定の量に達すると、急激にその範囲に広まり、さらにその範囲の中だけでは終わらずに距離や空間を越えて広がっていく」という現象です。
ことの始まりは1950年に京都大学の研究員たちが宮崎の幸島にいる日本猿に餌づけをした事から始まりました。
餌づけをされた猿が、はじめは泥を手で落として食べていたのですが、1匹に芋を水で洗って食べることを教えると、たちまち島中の猿はそれを真似て芋洗いをするようになりました。
そして、芋洗いをする猿が増えていった時、そこから全く離れた場所の猿が、突然芋洗いをするようになったそうです。
現在では、「同一の意識が、あるパーセンテージに達すると、その地域や社会全体にそれまで以上のスピードで広がっていく」という理論でマーケティング理論等にも応用されているそうです。
ということは、もし、日本の人口の何分の一かの人達が「民族性、宗教を越えて、世界中が仲良く共存し、思いやり感謝しあう世界」を思い描き願うと、それが一定の数に達した時急激に世界中へ広がっていくのではないでしょうか? 今国内でこう考える人たちが増えているそうです。
もしかしたら、(これまで戦争の一色でしかなかった地球の歴史に)西暦をリセットしてもよいくらいの新しい時代がやってくるかもしれません。
もういい加減、人間は新しい段階へレベルアップしてもいいのではないでしょうか?
宗教でもない、政治でもない、誰でも簡単にできるちょっとした意識改革、今、意識改革という言葉は色んな所できくようになりましたが、このような意識改革なら、僕は喜んですすんでやっていきたいです。

ジョンの「イマジン」を聞きながら。
 
11/20(木)2003

17日、今朝も早朝から飛行機に乗り込みましたが、今回はいつもの出張時の緊張感とは全く違う気分です。
店を立ち上げてから5年間、まともな休暇とることはありませんでしたが、皆さんのおかげで今週3日間休ませて頂き、奄美大島へひとり旅をすることにしました。
奄美へ到着前から、 飛行機からも見える珊瑚礁とベージュの砂浜が『何もせず、ずっと海でのんびり』という今回の旅の目的である僕を盛り上げてくれます。
3日間、毎日ビーチへ出て、ジャケットを脱ぎ、時計を外し、携帯の電源をオフ、靴と靴下を脱ぐとまだ少し暑い砂浜、水平線と青空は溶け合い海と空の境界が曖昧になり、目前のあらゆるブルーが散在している空気をいっぱい吸い込みました。
コバルトブルー、マリンブルー、スカイブルー、ピーコックブルー、アイスブルー、エメラルドブルー、僕を包み込む圧倒なブルーの世界。
波の音しか聞こえない、遠くから、すぐ近くから、長くのびる波音、短く砂浜を打つ波音が、ただそれだけでアンビエント作品。
オフシーズンということもあり、長く続く砂浜は僕ひとりきりで、どこまで歩いても人が居ないほとんどプライベートビーチ化した砂浜に寝転んでみる、この上ない贅沢。
僕の中で何か張りつめていたものが、しだいにゆっくりと解きほぐされ、解放され、プラスのエネルギーが充満されていく。
この時、もし他に誰かいて、砂浜に寝そべっている僕を見たならきっと、『のんびりまどろんでいる人がいるなー』と思ったかもしれません。
確かに、身体はまどろんでいたに違いないのだけれども、一度解きほぐされた精神の奥底からで静かにそしてどんどん研ぎすまされていくものを感じ続けていました。
大企業向けのソフト開発の会社をやっている叔父は「クリエイティブなことをやっている人間は、最先端の刺激よりも時には大自然を体感するほうが効果がある」と言っていた意味が頭だけでなく、いま全身で理解出来る。
この日、いや、この瞬間のために創ったミックス CD、奄美ックス(ダッ、ダサイ、汗)をプレイヤーにマウントして、ヘッドフォン。
ホセ・パディーヤの水泡がはじけるような心地よいシンセのリフがフェードインしてきて、心に沁みわたる。
あれっ・・・、あっ・・・、なんだか判らないけれど・・・、自然と涙が溢れてきた・・・。

奄美の透き通る海と、もう1つ楽しみにしていたのが郷土料理の鶏飯。
名瀬市内にある地元の人もよく行くという美味しい鶏飯を食べさせてくれる店で、(そのとき実は鶏飯がどんなものかも全く知らずに)注文。
美味すぎる地鶏の刺身に堪能しつつ、壁に貼られている有名人たちのサイン色紙をボーっと眺めていると出てきました!鶏飯。
まず、小さいおひつから白いご飯を茶碗についで、その上に鶏肉、錦糸卵、椎茸等などをトッピングして、その上から鍋に入っている特製スープをかけ、お茶漬けの様に食べます。
このシンプルな料理が(特製スープと鶏肉に秘訣があるようで)本当に美味しかった(結局、3日連続で昼食に鶏飯!)

いろいろ見て回るのも楽しいのかもしれないけれど、スケジュールを決めず、時間を気にせず、何もしないでのんびり過ごす旅。
やっぱり、そんな旅が僕には合っているようです。


(画像上:奄美、ばしゃ山の海)
(画像中:島唄の先生、僕1人なのに、わざわざ唄ってくれて奄美の伝説までお話してくれました。ありがとう!)
(画像下:奄美の森に住むと云われている、木の精霊ケンムンの焼物)

 
11/12(水)2003
長かった展示会めぐりが、昨日でやっと終わりました。
昨日も数社の展示会に行きましたが、来春から当店で新しくスタートすることになったメンズブランド、kiminori morishita(キミノリ・モリシタ)には度肝を抜かれっぱなしでした。
デザインは「誇りを持って人生を送っている大人の男、しかしどこか不良少年の頃の面影がある」ような感じで、当店のメンズラインのコンセプトズバリ、また、テキスタイルも凄く特許がとれそうなものばかりで、チェーンを織込んだデニム、錆びた砂鉄を刷り込んだ染め、金属の糸の刺繍(しかもその金属を染めている!!)等など、デザイナーの森下さんの独創性には敬意を表します。
初めてお会いした森下さんは、まるで日本刀のような鋭く強いオーラを放っており一瞬ビビりましたが(笑)、話してみると穏やかでとてもいい方でした。2003 A/W kiminori morishita - Tokyo Collection

今シーズン最後に行ったブランドの展示会、僕たちの展示会めぐりの大トリを務めてくれたブランドは、kiryuyrikです。

kiryuyrik 2004 SPRING/SUMMERの展示会は
その締めくくりにふさわしい素晴らしい作品の数々で僕達は圧倒されました。
妖艶で官能的な中に知性を感じる独自の世界観は、さらに増幅と転生を重ね僕達を魅了して止みません。
毎回凝ったプリントや染めには驚かされますが、今回目を引くのは金糸やパープル等の色鮮やかな8種類の異なる糸を巻き付けながらする「巻き刺繍」を施した、輪郭を立体的に仕上げた刺繍です。
とかく下品になりがちなゴージャスな刺繍を想像しそうですが、kiryuyrikのアイコンである蝶などが施されたドレスやジャケットは溜め息が思わず出てしまう程美しく妖艶な仕上がりになっています。
シルエットは「巻く」がテーマで、巻きスカートやドレスが多く有り、サイジングでお悩みのお客様には嬉しいですね!そしてもっと嬉しいのは袖やフリル等の取り外しができシルエットが自由に変えられるシャツやワンピース・・欲張りさんにはたまらない来シーズンのkiryuyrikです。
その前に、どのような商品構成にするか、先程から店長がオーダーシートと写真を見ながら、ウー、ンー・・・唸っています、どうやら一番の欲張りさんはこの人のようです(笑)。

画像上:左はkiryuyrikのプレス、谷山さん。 右は当店moongateの店長。
画像下:kiryuyrikデザイナー、高柳さん。
kiryuyrikのHPも是非ご覧下さい。http://www.kiryuyrik.com/
 
11/9(日)2003
月並みですが、読書の秋ですね(照笑)。
最近は新刊が多く出版される時期で(CDのリリースもこれから年末にかけてどんどん増えますね)、読みたい本が沢山ありすぎて困ってしまいます。
菊地成克(著)「スペインの宇宙食」、重松清(著)「疾走」、ジェフリー・ディーウ゛ァ−(著)「石の猿」、北方謙三(著)「杖下に死す」・・・等など。
ここ1か月くらいで立て続けに乱読し、気が付くと読むスピードが俄然早くなっていたので、もうすこしじっくり腰を据えて読もうと思います。
今の季節、深夜、窓を少し開けまだ寒過ぎない空気を入れながら、多めのエスプレッソとソファーに寝っころがって読むのが、今僕の一日の締めくくりです。
今夜も愛猫「はるひ」がひざの上で丸くなり(毎晩必ずやってくる!)、ウィンストン グルーム の「フォレスト・ガンプ2」を読みながら、今日一日に感謝。
 
11/5(水)2003
Attachment 2004 SPING&SUMMER の展示会に行ってきました。
アタッチメントの直営店が11月よりオフィスのあるビルの1Fに移転し、展示会はその真新しい店舗内で行われました。
打ち放しのコンクリートにブロックの壁、錆びた鉄のハンガー、大きなガラステーブルなど、モノトーンで無機質な空間とは対照的に、職人の高い技術と暖かみを感じる次シーズンの最新コレクションが整然と並び、その空間と服の対比がとてもバランス良くお互いを引き立てていました。
前回のミリタリー色の強かったコレクションから一変して、今回はかなり大人っぽく渋いコレクションでした。
糸の織りの段階からこだわり創られた素材は、さらに(惜しむこと無くハードな)特殊加工が施され新感覚の肌触り、デザインに仕上がっています。
どれも憎いほどにカッコ良く、お客さんの驚き喜んでくれる顔が目に浮かびます。
デザイナーの熊谷さん曰く、「これからはもっと年齢層を上げていきたい」「メンズのキレイなきちんとした服って気恥ずかしい」とのことで、当店ムーンゲイトのお客様層とのマッチングがより一層計れそうで期待です。

*画像はアタッチメントの新ショップのファザード(入り口、外観)です。
 
TOP20082007200620052004|2003|
 
   
 
moongate