17日、今朝も早朝から飛行機に乗り込みましたが、今回はいつもの出張時の緊張感とは全く違う気分です。
店を立ち上げてから5年間、まともな休暇とることはありませんでしたが、皆さんのおかげで今週3日間休ませて頂き、奄美大島へひとり旅をすることにしました。
奄美へ到着前から、 飛行機からも見える珊瑚礁とベージュの砂浜が『何もせず、ずっと海でのんびり』という今回の旅の目的である僕を盛り上げてくれます。
3日間、毎日ビーチへ出て、ジャケットを脱ぎ、時計を外し、携帯の電源をオフ、靴と靴下を脱ぐとまだ少し暑い砂浜、水平線と青空は溶け合い海と空の境界が曖昧になり、目前のあらゆるブルーが散在している空気をいっぱい吸い込みました。
コバルトブルー、マリンブルー、スカイブルー、ピーコックブルー、アイスブルー、エメラルドブルー、僕を包み込む圧倒なブルーの世界。
波の音しか聞こえない、遠くから、すぐ近くから、長くのびる波音、短く砂浜を打つ波音が、ただそれだけでアンビエント作品。
オフシーズンということもあり、長く続く砂浜は僕ひとりきりで、どこまで歩いても人が居ないほとんどプライベートビーチ化した砂浜に寝転んでみる、この上ない贅沢。
僕の中で何か張りつめていたものが、しだいにゆっくりと解きほぐされ、解放され、プラスのエネルギーが充満されていく。
この時、もし他に誰かいて、砂浜に寝そべっている僕を見たならきっと、『のんびりまどろんでいる人がいるなー』と思ったかもしれません。
確かに、身体はまどろんでいたに違いないのだけれども、一度解きほぐされた精神の奥底からで静かにそしてどんどん研ぎすまされていくものを感じ続けていました。
大企業向けのソフト開発の会社をやっている叔父は「クリエイティブなことをやっている人間は、最先端の刺激よりも時には大自然を体感するほうが効果がある」と言っていた意味が頭だけでなく、いま全身で理解出来る。
この日、いや、この瞬間のために創ったミックス CD、奄美ックス(ダッ、ダサイ、汗)をプレイヤーにマウントして、ヘッドフォン。
ホセ・パディーヤの水泡がはじけるような心地よいシンセのリフがフェードインしてきて、心に沁みわたる。
あれっ・・・、あっ・・・、なんだか判らないけれど・・・、自然と涙が溢れてきた・・・。
奄美の透き通る海と、もう1つ楽しみにしていたのが郷土料理の鶏飯。
名瀬市内にある地元の人もよく行くという美味しい鶏飯を食べさせてくれる店で、(そのとき実は鶏飯がどんなものかも全く知らずに)注文。
美味すぎる地鶏の刺身に堪能しつつ、壁に貼られている有名人たちのサイン色紙をボーっと眺めていると出てきました!鶏飯。
まず、小さいおひつから白いご飯を茶碗についで、その上に鶏肉、錦糸卵、椎茸等などをトッピングして、その上から鍋に入っている特製スープをかけ、お茶漬けの様に食べます。
このシンプルな料理が(特製スープと鶏肉に秘訣があるようで)本当に美味しかった(結局、3日連続で昼食に鶏飯!)
いろいろ見て回るのも楽しいのかもしれないけれど、スケジュールを決めず、時間を気にせず、何もしないでのんびり過ごす旅。
やっぱり、そんな旅が僕には合っているようです。
(画像上:奄美、ばしゃ山の海)
(画像中:島唄の先生、僕1人なのに、わざわざ唄ってくれて奄美の伝説までお話してくれました。ありがとう!)
(画像下:奄美の森に住むと云われている、木の精霊ケンムンの焼物)
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